■イントロダクション

本作の原作は、世界最高峰の理科系大学であるマサチューセッツ工科大学(MIT)に実在した天才学生ジェフ・マーが、その頭脳と才能を活かしてブラックジャックの必勝法=カードカウンティングという手法を使い、カジノで数百万ドルを稼ぎ出した実話を基にした大ベストセラー。
この原作に惚れ込み、映画化に際して立ち上がったのは『ユージュアル・サスペクツ』、『L.A.コンフィデンシャル』の名優ケヴィン・スペイシー。自ら映画化権を取得し、プロデュースを買って出ただけでなく、自身が気に入っていたキャラクターでもあるローザ教授役を演じている。主人公のベン役には、新鋭ジム・スタージェスが挑んでいる。イギリスで「確実にブレイクするアップカミングスター」として注目されている彼は2007年にアメリカで大ヒットを記録したミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニヴァース(原題)』で主演を務めたことでも知られている。
また、監督は『キューティー・ブロンド』で大ヒットを収め、ポジティブな青春ドラマには定評があるロバート・ルケティックがメガホンをとり、サスペンス色の強い原作の構成を、爽やかで前向きなメッセージを感じる青春ドラマの要素をプラス。新たな解釈で「数学の天才たちのラスベガス攻略物語」として描く事に成功した。さらに『スーパーマンリターンズ』、『ブルークラッシュ』のケイト・ボスワースが、主人公ジムの恋のお相手となる美人学生のジルを演じ、華を添えている。
■ストーリー
MIT(マサチューセッツ工科大学)に通う学生ベン(ジム・スタージェス)は、ハーバード大の医学部に進学したいという夢があった。しかしその学費は30万ドル。奨学生になる試験に落ちてしまったベンにとっては、スーツ・ショップでアルバイトしても到底おいつかない金額だ。天才的数学能力を、ある日授業でローザ教授(ケヴィン・スペイシー)に認められ、研究チームに誘われるベン。それはブラックジャックで必ず勝つ方法=カード・カウンティングを取得するチームだった。
ベンは仲間のジル(ケイト・ボスワース)らとともに日夜トレーニングを続け、卓越した頭脳と巧みなチームワークを駆使してラスベガス攻略を試みる。学費のためと割り切ってチームに入ったはずのベンだが、ラスベガスでのスリリングでセレブな暮らしを満喫していくにつれ、ボストンの地味な学生暮らしに満足できなくなっていく。ビジネスとして勝ち続ける彼らに、カジノのルール違反者を取り締まるコール(ローレンス・フィッシュバーン)が目をつける。次第にベンとチームにラスベガスの巨大な暗影が漂い始めるが・・・。